速読多読 第一弾 精神分析入門(上)
速読多読 第一弾
フロイト著 精神分析入門(上)
2016年12月19日
読了時間 3時間まだまだ速読とはいえないくらい時間がかかる上に、内容もほとんどわかっていない現状があるんですが、読んだことは読んだので自分が読んで理解をしたことのみを書きます。
フロイト言えば、精神分析の創始者として有名で、心理学を学ぶ上では必ず勉強しますし、心理学だけでなく哲学やそのほかにも幅広い学問分野に影響を与えています。
そのフロイトが精神分析について、概論的な講義を行った内容をまとめたものがこの著書になります。なので、言葉遣いとしては講義の内容を文字に起こしたようなものなので語りかけるような語調になっていて非常にわかりやすいです。
僕が読んだのはそのすべてではなくて、上巻の錯誤行為と夢についての二編のみです。
その内容を簡単にまとめると、言い間違えや聞き間違えなどの錯誤行為も夢も無意味なものではなく、無意識の領域にある自己が形を変えて表現されている、意味を持ったものであるというこである。
まず、錯誤行為は無意識で思っていることが錯誤行為という形をとって表現されてしまう。また、夢においては錯誤行為よりもすこしだけ複雑であり、無意識に感じていることが直接的に表現されるわけではない。夢は、無意識が抱える願望が倫理的な基準や社会的な規範などに基づいて受け入れ可能な形に変更を加えられた後に夢として現れているのだ。
ここにはフロイトの精神分析理論として知られる、イド(無意識)、自我、超自我の関係を読み取ることができる。
特に、フロイトらしい点としては、無意識の表象が夢として表現される背景にある力として、リビドーをかなり重要視している点である。
書いてみたのはいいですが、書いてみると早く読むと理解がものすごく浅いことが明らかになりますね!笑
それからもこんな感じの短い投稿が続きますがご容赦ください。
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